(14)Ver3.03 −>Ver4.02(2008.8.24公開版)
(14−1)改善・変更
@コンパイラをVS2005に変更し、WindowsVISTAに対応しました。
動作条件は、デジタル鉱物図鑑と同じく、.NETFramework2.0が必要です。
A鉱物DBは、デジタル鉱物図鑑と同じ物を使用しています。
Bこのプログラムは結晶シミュレーション専用とし、鉱物写真描画機能は削除しました。
C新たな機能として、以下を追加しました。
・晶帯軸描画機能
・高田式測角支援ツール
(11)Ver2.95a −>Ver2.98(2003.1.19特別公開版)
(11−1)改善・変更
@下記のOSでも動作可能にしました。
・WindowsXP
・Windows2000
・WindowsNT4.0
上記以外にも、Windows95/98/98SEでの動作が可能です。
未確認ですが、WindowsMeも多分動作します。
インストールにはコツがありますので、添付の
「実行までの手順他.doc」をよく読んでください。
A鉱物DBの化学式検索で、NOT条件を可能にしました。
例:「Fe Te !Mg」は、Fe,Teを含みMgを含まない鉱物を検索します。
Bカルルスバッド双晶の様に噛み合った双晶描画の改善。
C貫入双晶データを拡充しました。
D面測角支援機能として、基準面のミラー指数と基準面との
面角から、測角対象面のミラー指数候補を計算する機能を
追加。(まだ試行段階です)
(10)Ver2.94 −>Ver2.95a
(10−1)改善・変更
@鉱物DBに化学式を追加しました。
A化学式でも検索可能としました。
例:「Fe Te Mg」でFe,Te,Mgを含む鉱物が表示されます。
B検索結果を印刷、クリップボードへのコピー可能にしました。
(9)Ver2.92 −>Ver2.94
(9−1)改善・変更
@初期LOADデータを水晶に戻しました。双晶描画は、添付の
双晶データでお楽しみ下さい。
A石膏と透輝石の双晶データに間違いがあり、変更しました。
BXYZ軸表示を、水晶研究で使われている方向に修正しました。
実際のXY軸に対して、新X=-Y、新Y=Xの関係にあります。
(8)Ver2.86(2002.1.5特別公開版)
−>Ver2.92
(8−1)機能追加
@貫入双晶の描画を可能とし、初期LOADデータを黄鉄鉱の貫入双晶
(Iron Cross)に変更しました。
A接触双晶も含め、双晶の詳細指定パネルを追加しました。
このVerでは、まだ下記の点が未完ですが、今後、少しずつ改善します。
・結晶データベースに双晶データが入っていません。
・貫入双晶同志の面角計算は、サポートしていません。
・貫入双晶の平面展開は、サポートしていません。
・貫入双晶が凹立体の場合、VMODE_3D=0で背面処理が正しく
されない場合があります。
・カルルスバッド式双晶のような、部分貫入双晶の場合、余分な線
が描画される事があります。また、VMODE_3D=0では背面処理が
正しくされない為、画面がおかしくなる事があります。
・VMODE_3D=0での印刷は、画面コピーの為に粗いです。
(8−2)改善・変更
@接触双晶時に、ALT+Nで、双晶面が垂直になるように変更。
(6−1)機能追加
@面データの生成/削除パネルに、面グループ毎の削除機能を追加しました。
A印刷(GRAPHIC)を実行した時に、プリンタの解像度で印刷出来るようにした。
これにより、ジャギーの無い綺麗な結晶図が印刷出来るようになりました。
B平面展開図の作成時に、強制的に接続する面と面を指定可能とした。
この機能で小さな面を中心に展開図を作成すると、結晶模型が作成し易くなります。
(6−2)改善・変更
@面データの生成/削除パネルの「Name=hlk」をチェックした時、
Name/hklどちらかが指定されていれば、もう一方を同じ値にする様にした。
AD0/Grの調整時に、毎回グループデータを作成するようにした。
B面データの生成時に、面数の制限を越えるグループ生成は、始めからしないようにした。
C面数の制限を100->150に、頂点数を200->300にUPした。
D面データの生成/削除パネルを開く時に、データを全て削除の問いに「はい」を
選択したら、LOAD中FILE=なしとした。
E面データの生成/削除パネルに、「面データの全削除」を復活。この機能を使う時は、
格子定数とLOAD中FILEは変更しない。
(6−3)バグ対策
@鉱物DBの結晶データをLOADするときの、回転角度の修正漏れを訂正した。
A「ペグマタイト」誌をデータソースとした結晶データ内の誤字を修正。(出展->出典)
BLOAD/SAVEファイル指定ウィンドウをESCキーで抜けると、以後のLOAD/SAVEがおかし
くなるバグを修正。
(6−4)結晶データ
@「ペグマタイト」誌(01−1)第46号をデータソースとした、3点の結晶データ追加しました。
これにより、合計39点になりました。
ADanaの第6版をデータソースとした、2点の結晶データ追加しました。
(5−1)機能追加
@このプログラムと同一のディレクトリにある結晶データを連続LOADして、
描画・回転・平面展開するデモを追加しました。<−−−お薦めです!
A結晶回転キーを、R(ρ)、P(φ)、Zキーに変更。X、Yキーも生きています。
R: 常に縦方向回転
P: R、X、Yの値により不規則に変化(基本は横方向)
Z: 常にZ軸を中心に回転
(注1)従来作成したデータ中の、X・Y・Zのデータは、LOADすると方向が
同じになる様に自動変換されます。
(注2)これに伴って、従来のP、Qキーは無効化されました。
替りに、矢印キーを使って下さい。
B国際標準の斜視投影となる角度を一発選択可能とした。
Z=18°40′、R=8°59′となります。
(これは、ρ方向の回転軸がb軸では無い事による補正を入れた値です。)
CALT+A、B、C、Nキーで、a軸、b軸、c軸、国際標準から見た図になります。
(5−2)改善・変更
@表示・データ生成・面角計算で、2桁のミラー指数をサポート。
A面角計算で、12°30′と12.5°の表示を選択可能とした。
B面データ生成時のミラー指数入力を簡易化しました。
例1: 123 −> H=1、K=2、L=3
例2: −1−2−3 −> H=−1、K=−2、L=−3
例3: 10・11・12 −> H=10、K=11、L=12
C結晶データの直接編集時に、OSに*.txtと関連させたアプリ(最初はNotepad)
を開く様にしました。
D結晶データに32晶族(点群)名を追加。
再LOADして、面追加する時に使用可能とした。
E面グループ、ミラー指数の表示を、代表面のみとするモードを、制御パネルに追加。
デフォルトは、オンです。
(5−3)バグ対策
@制御パネルで、B、F、G、Mキーを押すと、反応してしまうバグを対策。
AD0/Gr調整で、GR_H,K,Lが*の時、a,b,c方向に調整できないバグを対策。
BD0/Gr調整して戻ると、VMODEが変化するバグを修正。
(5−4)「ペグマタイト」誌をデータソースとした、36点の結晶データ追加しました。
今回、高田雅介氏の許可を頂き、公開が実現しました。
高田雅介氏の御好意に感謝致します。
(4−1)機能追加
@面データ発生機能に32晶族の考え方を導入。これによって、面の指定が
簡単になりました。(文献14、15参照)
A面データデータベース(約3000種)から、鉱物名の32晶族名と格子定数の抽出を
可能としました。一部の鉱物は、面データも抽出可能です。
鉱物データベースは、まだ発展途上です。特に、面データ付きで無い鉱物は、
32晶族や軸率の間違いがかなり高い確立で有ると思います。
間違い指摘や、新しく作成された面データは、メールして頂くと有難いです。
(4−2)改善・変更
@頂点計算アルゴリズムを改善しました。(計算時間が、今までの約60%に高速化)
アルゴリズムの詳細は、文献14、15参照下さい。
上記の、 32晶族の考え方と頂点計算アルゴリズムの改善方式は、九州大学の中牟田
先生のご好意で使用させて頂きました。ここに深く感謝致します。
また、このプログラムを御紹介して頂いた、京都の高田雅介様にも深謝いたします。
(3−1)機能追加
@3D図上のミラー指数表示を改善。(マイナス表示をバー表示に)
(3−2)改善・変更
@D0/Gr編集で、他のWindowが重なった時に、D0/Gr変更が止まらなく
なるバグを修正。
ADATA SAVE時に、LOAD中のファイル名をファイル名エリアに表示する
様にした。
B100面以上定義できないように、チェックを入れた。
CHELPファイルの、「データ作成のコツ」に若干のコツを追加。
D方解石、斧石などのデータを追加。
(2−1)機能追加
@平面展開図の描画をサポート
作成した結晶の平面展開図が作成出来るようになりました。
結晶模型の作成が簡単に出来ます。平面展開図上に、面NO
や立体図と同様の色付けが可能です。
A面データ自動生成機能を追加。
B面名称データのサポート。目的は、立体図での描画と、
D0/Gr調整時の面のグルーピング用。
ミラー指数も立体図に描画できるようになりました。
Cグループデータの生成とD0/Gr調整機能の追加
グループ単位に、D0/Grを一括変更しながらその結果
を連続描画出来る様にしました。これにより、結晶データ
の作成を強力支援します。例えば、出現がレアな面の出現条件
を簡単に捉える事も可能です。
平面展開図を見ながらの、編集も可能です。
また、全ての面のGrについて、a軸、b軸、c軸成分毎に、
0でない面を一括変更出来ます。これで、結晶図の全体イメージ
を調整します。
Dファイル編集ボタン追加
LOAD中のファイルを、Notepadで開き、直接編集
する時に使います。
E面と面の角度計算機能を追加
FGRAPHIC画面の連続ファイル保存機能を追加
市販ソフトと組合せれば、結晶成長アニメファイル(GIF形式)が
簡単に出来ます。
G面接触双晶の描画機能を追加(まだ色々と不具合があります)
これによって、日本式双晶が一応描画できるようになりました。
(2−2)改善・変更
@テキストエディタでも直接編集が容易に出来る様に
結晶データファイルのフォーマットを大幅に変更しました。
尚、Ver1形式データは、読み込みのみ可能です。
A有効面数(出現している面数)も表示
BSHIFT+"V"キーで、VMODEが戻る。
CLOAD中のファイル名を表示。
DPQグラフ表示の時、グラフ上でのマウスドラッグに追従。
E最後にLOAD/SAVEした、ディレクトリを記憶。
Fファイルメニューに、再読込み(DATA)を追加。
GDATAパネルをリスト形式にし、表示文字がスクロールできる様にした。
H"0"/"1"キーで、成長過程をスキップ可能にした。
I"Y"キーで、回転軸がうねらない様にしました。
また、結晶本来のabc軸も描画を可能にしました。
J色付けが失敗して、背景に色を塗ってしまわないように、色々と工夫。
(1−1)改善・変更
@N-88BASICをVisualBasic4.0に変換。これによる効果は下記。
・安価な最新ハードウェアによる計算スピードの向上
・他国語化が容易
・一部操作がコマンドからGUIベースとなり操作性が向上
A結晶データのテキストファイル化
(1−2)機能追加
@計算可能面数の拡大(最大100面)。
頂点数(最大200点)、線数(最大800本)。
A連続描画による結晶成長のアニメーション化。
B結晶外形を見ながら、その大きさの変更と、XYZ軸につい
ての回転が可能。
C結晶面の背面判定を行い、下記の3通りの描画モードを追加。
a)視点から見える面のみ描画
b)視点から見える面のみ、面毎に色を変えて描画
c)視点から見えない面を点線で描画
D結晶データの簡易編集機能
E結晶外形図のBMPファイル化
F下記3種のデモンストレーション機能を追加
a)LOAD中の任意の結晶の成長と回転
b)水晶の面成長速度変化による結晶外形変化
c)黄鉄鉱の面成長速度変化による結晶外形変化